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現時点の投資方針を整理し、メモしておきます。

大前提は、米国株インデックス(S&P500等)のバイ&ホールド&レバレッジ。市場がどのように循環するか分かりませんので、セクター系指数へは投資しません。

  • ライフサイクル投資を継続する。
レバレッジを最大で200%、人的資本を含めた真の総資産におけるリスク資産(株式及び不動産)の目標割合を83%とする、200/83戦略を追求。

この戦略を追求する理由としては次の3点になります。
・ライフサイクル投資術に基づく、時間と銘柄の分散効果による資産の成長を期待
・S&P500ファンドへレバレッジをかけた場合に、シャープレシオが最大となるのは1.75倍であること
・自身のリスク許容度="サミュエルソンの割合"が83%以上であること

ただし、現状では人的資本の比率が高いため、リスク資産のエクスポージャーが83%以上になることは恐らくないと思います。レバレッジETFが暴騰しない限りは・・・。


  • つみたてNISA(夫婦で年間80万円)とiDeCo(夫婦年間42万円)を継続する。
以前、積み立てたインデックスファンドをレバレッジETFに振り替えようかと考えたこともありましたが、非課税メリットをみすみす捨ててしまうのももったいないと思い、継続することにしています。

つみたてNISAの非課税メリットと、課税後のレバレッジETFのリターン比較は、相場次第で結果が異なるためシミュレーションしてもしょうがないと考えたためです。

つみたてNISAは楽天VTI、iDeCoはiFreeNYダウを毎月積み立てていきます。


  • ジュニアNISA(子供2人分で年間160万円)を継続する。
ジュニアNISAの制度が終了する2023年まで、SPXLを毎月積み立てます。
ジュニアNISAでSPXLを購入可能な証券会社はSBI証券のみです。

2023年までの子ども2人の新規買付枠は320万円ですが、SPXLで埋める予定です。
最終的なジュニアNISAの投資元本は、SPXLが800万円ほどとなる予定です。

積み立て終わったあと、非課税期間が15年ほどありますので、バイ&フォーゲットし続けます。
非課税期間終了時に結果がどうなっているかは誰にもわかりません。
リタイアの大きな助けとなってくれるのか、それとも・・・。


  • レバレッジをかける手段として、レバレッジETFを活用する。
証拠金が必要となる取引は、管理が困難となるため、CFDや先物、信用取引はレバレッジをかける手段から除外しています。
そうすると、現実的な手段としてレバレッジETFかオプションを使うかとなります。
どちらもそれぞれ商品の特性がありますね。

レバレッジETFはお手軽に購入でき、特定口座に対応していることがメリットですが、日次でレバレッジを掛けているため、長期的には原資産の価格推移から乖離していく特徴があります。
コールオプションは日次レバレッジによる原資産価格からの乖離はありませんが、購入の際は、SPYでレバレッジ2倍の場合、1コントラクトで250万円程と、ある程度まとまった金額が必要になります。

レバレッジETF又はオプションを活用しようとした場合、このようになります。
・レバレッジETF = SBI証券、特定口座又はジュニアNISAのSPXL(申告不要)
・オプション = サクソバンク証券、SPYのコールオプション、ロングで権利行使日まで1年程度(雑所得=分離申告が必要)

ジュニアNISAへのSPXL積み立てが終わったら、コールオプションへ振り替えるレバレッジリレー投資をしようと昨年は考えていましたが、現時点ではオプションは活用しないこととしました。

理由としては、長期的なコールオプションの板が薄いことと、サクソバンク証券では最長でも1年先までのオプションしか買えないため、毎年ローリングが必要となることです。

また、米国株オプションを提供している国内証券会社は、現状ではサクソバンク証券のみです。
米国株への投資がかなり普及してきたといっても、オプション取引は日本国内ではかなりマイナーなものです。
そのため、いつサービス終了となるか懸案が拭えません。


  • レバレッジのコントロール
ポートフォリオ全体で最大200%のレバレッジを保つためには、相場動向によりリバランスする必要がありますが、基本的にノーセルリバランスで行きたいと考えています。

・株価が上がってレバレッジ200%を超えた場合
売却はしません。
2023年末までのジュニアNISAが買付可能な間は、SPXL買付を継続します。
ジュニアNISA終了後は、ノーレバレッジファンドの買付を継続し、徐々にレバレッジを下げていきます。

・株価が下がってレバレッジが低下した場合
保有している余剰の現金により特定口座でSPXLを購入し、可能な範囲で200%までレバレッジを上げます。
購入タイミング及び購入金額は、その時のキャッシュフロー見通しにより決定します。


  • 最も重要なこと
インデックスファンドを積み立てていくだけであった数年前と比べて、投資環境が充実してきたこともあり、投資方針がより先鋭化しています。
ただし、重要なことは、投資自体に囚われすぎず、今を大切に生きていくこと。
そのうえで将来を見据えて投資を継続していくこと、であると思っています。



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以下、ライフサイクル投資術関連記事です。

インデックス投資を知ったとき以来の衝撃を受けました。


毎年見直し予定です。



以下、米国株インデックス投資に賭ける理由などです。

米国に賭ける理由です。

私が米国株インデックスファンドのみに投資する(していた)理由がこちらです。

私が一括投資しなかった理由がこちらです。

私が夢想するフルインベストメントです。