私は、ライフサイクル投資術を実践し、株式へレバレッジをかけるためにSPXLを毎月積み立てています。

また、レバレッジ率を2倍以内とする方針のため、SPXL以外に楽天VTIとiFreeNYダウへ投資してレバレッジ率を調整しています。

ここでは、このような「ライフサイクル投資術を取り入れた自身のポートフォリオ」と「S&P500指数へ投資した場合」のトータルリターンを比較し、積み立て投資をしながら長期にわたって株式へレバレッジをかけた結果がどのようなものになるのか定点観察して行きます。

私がSPXLの積み立てを開始した2019年4月以降のライフサイクルPFとS&P500指数への投資結果は、次のとおりでした。
202205vs

【グラフの説明】
  • ライフサイクルPF = SPXL、楽天VTI、iFreeNYダウの実資産評価額合計
  • 仮想S&P500TR = 配当込みS&P500指数へ投資した場合の仮想評価額
  • 毎月24万円ほど入金し、開始当初から現時点で売却なし
  • 毎月の資産集計記録はこちら


【仮想S&P500TRの計算条件】
  • 配当込みS&P500のデータを米Yahoo Financeより取得
  • 同データの2019/4/1以降の増減率をドルベースで元本+入金額へ反映
  • 月次集計時点の為替により円換算評価額を計算
  • 信託報酬等のコスト計上なし

【期間中の平均レバレッジ率】
  • 株式の月次レバレッジ率と全期間の延べエクスポージャーから加重平均して算出


インデックス投資は銘柄の分散でリターンを得る投資法ですが、ライフサイクル投資術は、それに加えて時間の分散でリターンを得る投資法となります。

その本質は、レバレッジをかけることではなく、自身が本来取り得る最大限のエクスポージャーを投資期間全体へ分散することにより、リスクあたりリターンを向上させることです。

実践にあたっては、レバレッジ商品の特性などもあり理論どおり行かない部分もありますが、私は、時の試練を耐え得るライフサイクル投資術の数理的不変性を信じて、投資を継続して行きます。


・・・
以下、ライフサイクル投資術関連記事です。

インデックス投資を知ったとき以来の衝撃を受けました。


毎年見直し予定です。



以下、米国株インデックス投資に賭ける理由などです。

米国に賭ける理由です。

米国株インデックスファンドに投資する理由がこちらです。

一括投資しなかった理由がこちらです。

フルインベストメントに関して。

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